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2016年04月19日

散りゆく桜花〜和歌を味わう〜


・今年も散り去る桜花を眺めながら、昔、作られた和歌を眺めて楽しむことにした。


・「梅が香を 桜の花に匂わせて 柳の枝に咲かせてしがな」

 後拾遺和歌集(1086年奏覧)に中原到時(むねとき)の詠じた和歌を見つける。

 梅の芳香、絢爛たる桜花、しなやかで風情のある柳の枝、これら三者の好さを

 巧みに一首の中に盛り込んでいる。

 現実にはできない理想の形を詠んでいる。


・理想の景色ではあるが、一方では技巧に陥っている傾向を感じる。

 後世、人口に膾炙するに到るには今一歩の感がする。

 それでも作者の優れた作歌才能は評価される。


posted by inaba at 00:00 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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